2016年6月24日金曜日

【支部交渉報告No.3】育児部分休業、「帰れない」

緊急に看護師確保を



2016年5月26日の支部交渉で組合は看護師を増員し、育児部分休業を取得している人が時間で帰れるようにと交渉を行ないました。
 支部は交渉前に病院に対して実態を調査するよう求めていました。これに対して病院は、実態は把握しておらず「配慮している。手当は支給している」と回答。


病棟、時間で帰れない

支部は3月に行ったアンケート結果を説明。
「看護師25人中8割が『帰れない』と回答し、病棟では100%が『帰れない』と回答している。約3年前までは時間で帰ることが出来ていた。最近はそれが困難となっている。原因は看護師が減り、受け持ちをせざるを得なくなっているからと考える。100%の人が時間どおり帰れない休業制度は問題がある。賃金を払えばよいと言うものではない」と主張し、病院の考えを求めました。

「帰れるように配慮する」と回答

病院は「ママさんが増えており受け持ちせざるをえない。増員しないと難しい。電子カルテに慣れるのにも時間がかかる」と。
これに対して組合は「受け持ちをせざるをえないとしても分担等で配慮が必要である。時間管理者の目配り、気配りが求められている。就業規則には付与できない理由として、業務云々はない」と主張。
病院は「承認されているので帰っていただくように配慮する」と述べました。

とにかく看護師増員を

今年はどこの病棟も人手不足が深刻です。3月に続き6月、7月に退職や産休に入る人が多くなっています。
 この問題を解決するためには、管理者自ら述べているように看護師の確保がどうしても必要です。病院は看護師の採用を緊急に行うことはもちろんですが退職しないための最大限の努力が必要です。
 一方、国は今年4月から企業に出していた「子育て期短時間勤務支援助成金」を打ち切りました。女性が出産、育児をしながら仕事を続けるための制度が後退してしまいました。